スポーツ科学が明かす「頭を動かすな」の新事実って!?

スポーツ科学、心理学でゴルフを探る  

パッティングをするとき、よく「頭を動かすな」と言いますね。
そのことについて最近のデータで明らかになったことをご紹介しましょう。

それは「頭を動かさないと、パフォーマンスが悪くなる」ということです。

「えっ!じゃあ、今までの‟頭を動かすな”は何だったの!? 」と戸惑いませんか。実はデータによると、アマチュアとプロでは動かし方に大きな違いがあるのだそうです。下の表をご覧下さい。

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左側のグラフが初心者、右側がプロの動きで、赤線は頭の動き、青線はパターの動きを示しています。

初心者(左)は、パターの動きと頭が同じ方向に動いていますね。それに対して上級者(右)は、頭がパターの動きと交差しています。すなわち、パターの動きと頭は反対方向に動いているのです。

上級者の動きをイラストで表すと、下図のようになります。赤線がアドレス時の頭の位置、灰色で示された頭がテークバックではターゲット方向に少し、フォローでは後方に動いているのが分かります。
動くと言っても、その量は周りが気づかないほど僅かです。この点も初心者と異なる大切なポイントです。

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上級者が頭を動かすのは、パターの動きによって軸がぐらつかないようにするためなのですね。しかもその量はほんの僅かで、軸が影響を受けるほどではありません。

「パットの時に軸がぶれる・・・」と感じられる方は、上述を参考になされてはいかがでしょうか。ストロークがしっかりとしてきますよ。

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