”美しく戦う”ということ
ゴルフのトーナメントをテレビ観戦していると、「もう誰がチャンピョンでもいい。皆に勝ってもらいたい 」
勝ち負け以上に心を動かされる試合ってありませんか。何というのでしょうか、選手たちが”美しく戦っている”感じがします。
例えば、最終日の最終ホール。競り合っている相手がバンカーに入り、大ピンチ。
相手がここで失敗したら自分は勝てる・・・でも彼(彼女)たちは、そんな事を微塵も思っていないのですね。それは相手が見事なリカバリーをした時に、相手を称える姿を見れば分かります。心からファインプレーを認め、賞賛している。
スポーツマンシップ…? 確かにそれもありますが、ゴルフにはそれ以上のものがあるように感じます。
それは自然が舞台のスポーツだからかもしれません。自然を畏れ、自然に敬意を払い、各々が全力でコースに挑む。相手は対戦者というよりゴルフコースなのです。だからこそ、対戦者が全力を尽くしたとき、賞賛が自ずと出てくる・・・。これこそがゴルフの魅力かもしれません。
「周りが見ていると緊張する 」
「相手より良いスコアであがりたい 」
「下手だと思われたくない」
プレー中、そんな気持ちになったりする時もあるけれど…。あくまでも挑む相手はコース。私たちもそのことを忘れずに、少しでも美しく戦えたら素敵ですね♪