ヒロコ・Vとゴルフの物語「第1話 トゲトゲのアマチュア時代」
アメリカLPGAゴルフレッスンプロのヒロコ・ベンダーホーフです。
「飛ばすけれど下手だよね」そう言われ続けてきたアマチュア時代。
英語の発音が…と言われ続けたアメリカ下積み時代。
周りの人々の支えで日本人第一号のアメリカLPGA認定インストラクターに。
それらの経験を通して、ゴルフが私に教えてくれたことをつづっています。
ゴルフが私に教えてくれたこと
私のゴルフストーリー
様々な出会いと経験の中で、ゴルフが私に教えてくれたことをお伝えできたましたら、とても嬉しいです。
アメリカLPGA A級インストラクター
ヒロコ・ベンダーホーフ
「第1回 トゲトゲのアマチュア時代」
私がゴルフを始めたのは、17歳の頃でした。
「飛ぶわりにスコアが良くないね。」
「飛ぶのに下手だね。」
周りからずっと言われ続けてきました。
飛ぶからケガも大きい。コースで失敗ばかりしていました。
「勝ちたければ、唇から血が滲むくらいの根性がないとだめだ。」
指導者からそう言われ、自分を叱咤していました。
失敗をするのが怖かった。でも弱いところを見せる訳にはいかない。
弱い部分を隠そうと強がり、いつもトゲトゲしていました。
弱いのに強く見せかけている自分。心の中はいつも乾いているのに。
「またスコアを叩いたらどうしよう…。」
試合はまるで崖っぷちに1人で立たされるような気分。
ゴルフは苦しく、怖い。
ゴルフとはそのような印象だったのが、私のアマチュア時代でした。