「なぜ」「どうして」「どうしたら」の疑問に、スポーツ科学に基づいたUS LPGAメソッドで丁寧に分析、一人ひとりの体の可動域を元に改善指導を致します。お申込みは、お問合せフォーム又はお電話でどうぞ。
「アプローチが苦手」体験レッスン後、ベストスコア更新 (ゴルフ歴10ヶ月・男性M様)
レッスンリクエスト
ゴルフ歴10ヶ月のM様のお悩みは
「アプローチの距離感が合わない。」
「手打ちになって、ダフってしてしまう。」でした。
スイング分析
グリーン側から転がしていくアプローチの構えを拝見すると…
重心が両足に均等でした。
重心はターゲット側にあった方が、球の転がりがしっかりとします。その点で距離が合いずらくなっていたのですね。
その構えが影響してでしょうか、下半身がグラグラとして”ヘッドアップ”も見うけられました。これらが手打ちやザックリ、距離感の不安定さの原因となっていたのです。
これではM様のバランスの良さが活かせず、勿体ないと思いました。
指導内容
まず転がしをしっかりと生み出せるように、重心を少し左足にかけて構えるようにして頂きました。
アドレスでの左足重心はフォローでも保つこと。ここは転がしを安定して生み出すのに大切です。
右画像からもストロークがしっかりとしてきているのが分かります。
「グリーン近くなどでクラブを短く持ちたい時、背中から曲げて構えてしまうのだけれど…。」
M様からすばらしいご質問がありました。
クラブを短く持つ時にどこで調節したら良いのだろう、と感じる方も多いかと思います。
調整は腰を落とすことで行うと良いですよ。
腰を落とすことで低重心になり、どっしりとした構えでアプローチショットをしていくことができます。
取り組みの結果
上述の取り組みの結果、M様は小さなスイング幅でも安定してストロークしていけるようになりました。
ヘッドアップもなくなり、軸が一層しっかりとしました。
M様は体験レッスン後、ベストスコアを99から97に更新され、「その後も100を切るプレーができた。」との事でした。M様の熱心な取り組みが、効果的な結果につがったのですね。
ゴルフを始めてまだ10ヶ月、M様の長所であるバランスの良さを活かした上達がとても楽しみです。
《上達のポイント》
球の位置や構え方が基本からずれていることが原因でイメージ通りに球が打てない、という事は少なくありません。
「グリーン近くの寄せが、あまり上手くいかない」と感じられる方は、ぜひ球の位置やアドレスを再確認なさって下さい。
「気が付かないうちに、甘くなっていた。」などの発見につながり、これまでの調子を早く取り戻すことができますよ。