「なぜ」「どうして」「どうしたら」の疑問に、スポーツ科学に基づいたUS LPGAメソッドで丁寧に分析、一人ひとりの体の可動域を元に改善指導を致します。お申込みは、お問合せフォーム又はお電話でどうぞ。
「5年程続いているドライバーの不安定さを改善したい。」体験レッスン後、2年ぶりにOB無しのラウンドを達成されたM様(ゴルフ歴15年)
レッスンリクエスト
・「ドライバーでスコアを崩す状態が5年ほど続いている。OBがなければ80台、あれば90台後半といった具合で、ドライバーを安定させたい。」
これがゴルフ歴15年のM様からのレッスンリクエストでした。
M様はアメリカのバイオスイング・ダイナミクス理論にもご興味をお持ちでしたので、その点からも改善の取り組みをしていきました。
スイング分析
M様は体がとても柔らかく力強さもお持ちのゴルファーでした。ただ、それが捻転に活かされておらず、”手と体のコンビネーション”に大きく影響を与えていました。折角のF様の体の柔らかさが活かされていなくて、勿体ないと思いました。
ダウンスイングからフォローにかけて右足に重心を残す動きのため、フィニッシュでも左足にしっかりと重心が移されていませんでした。
指導内容
何よりもまずM様の柔軟性を活かすよう、捻転の仕方をご指導しました。
背中についている”目”がターゲットを見るように…綺麗な捻転が作られるようになりました。
次に取り組んだのが、切り返しです。しっかりと作られた捻転と下半身から捻り戻しで、M様ならではの体の柔軟性がスイングに活かされるようになりました。
バイオスイング・ダイナミクスの分析でM様は左足軸でしたので、左足にしっかりとのっていく動きをご指導しました。
ハーフスイング以下のふり幅で、「捻転と捻り戻し、左足バランスでのフィニッシュ」の課題を全てのクラブで安定して出来るよう徹底して取り組んで頂きました。
取り組みの結果
捻転と下半身からの捻り戻しによって大きな遠心力が描けるようになり、スイングアークも大きくなりました。
フィニッシュでフィニッシュでは、左足一本でバランスがとれるようになりました。
フィニッシュで左足にしっかりとのっていく動きは、下半身からの捻り戻しがあって初めて安定してできます。フィニッシュは”ダイナミック・バランス”と呼ばれる、ショットの安定性にとても大切な部分です。
下記はM様から頂いたコメントです。
今日、レッスン後、初めてのラウンドに行ってきました。結果は42-41の83でした。ここ数年で一番良いスコアがでました。(中略)一回のレッスンでまさか好スコアがでるとは思ってませんでした。OB無しも2年ぶりくらいです。
久々にラウンドが楽しかったです。有難うございます。次のレッスンも楽しみにしています。
「より上達するために(特にドライバー)どんな練習が自分に合うのか、どんなスイングを目指せば、良いのかを教えて欲しいです。」体験レッスンのお問合せメールにこのようにお書き下さったM様。お若いながらも真摯にゴルフ上達に向き合うお姿に、スイング面でも一層芯の強いプレーヤーになっていかれるのでは…感じています。
《上達のポイント》
新しい課題に取り組む時に、いきなりフルスイングで改善をしようとなさっていませんか。腕の動きを制御したハーフスイング以下のふり幅で取り組まれると良いですよ。そのスイング幅で全てのクラブで安定してできるように。もっと振り上げたくなる気持ちを抑えつつ…の地道な取り組みですが、これまでの体の使い方との違いを早く体が覚えることができ、コースでも再現しやすくなります。