「なぜ」「どうして」「どうしたら」の疑問に、スポーツ科学に基づいたUS LPGAメソッドで丁寧に分析、一人ひとりの体の可動域を元に改善指導を致します。お申込みは、お問合せフォーム又はお電話でどうぞ。
「ウッドがダフる」体験レッスン後ベストハーフ39、競技会優勝 (女性M様)
レッスンリクエスト
ゴルフ歴20年の女性ゴルファーM様は「フェアウェーウッドのダフリをなくしたい」との事で、レッスンにお越し下さいました。
スイング分析
バランスの良いアドレスやトップでの十分な肩の捻転、クラブを振り抜いたフィニッシュが素晴らしいと思いました。
ただダウンスイングでクラブが早く振りほどけてしまうことで、十分なタメがなくボールより手前の地面を叩きやすくなっていました。ダフリを避けようと、今度は球の頭を叩いてトップしてしまう…インパクトでの不安定さにつながっていました。
指導内容
M様は右腰が引け、右足が流れてしまう癖がありましたので、重心が上手く蓄積されるように補強していきました。
次に取り組んだのが、軸を中心にしたテークバックの仕方です。その部分を補強する事で肩の捻転がしっかりと作られるようになりました。
取り組みの成果
軸を中心にした捻転と正しい蓄積。これがM様のスイングの長所だったスイングのバランスの良さにつながり、遠心力を上手に活かせるようになりました。左右の画像を比較するとタメの保ち具合が違いますね。この結果として球を上から叩いていく事が安定して出来るようになり、ダフリやトップが解消されていきました。
ご自宅の椅子の背にタオルをかけ、そこに向かって球を打つなどコツコツと練習を続けて下さったM様。そのご努力がご受講2回で競技会優勝、ベストハーフ39達成につながりました。これからも益々上達が楽しみなM様です。
《上達のポイント》
「短いクラブは上手く打てるのだけれど、長いクラブになるとダフリやトップが出やすい…」と感じている方はいませんか。ダウンスイングでのタメを長く保とうと右ひじの振り下ろしを気になさる方がいらっしゃいますが、あまりし過ぎるとかえってシャンクなどを引き起す原因になりますから注意して下さい。大切なのは、ご自身の体の動きの癖の中で何が本当の原因なのかを把握する事です。「なぜ」が分かったスイングは、驚くほど早くダフリやトップを改善することができます。